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深海で目覚めた“私”は、空腹でも満腹でもない、不思議な状態にあった。 動くことはできないが、意識だけは確かに残っている。 体のいちばん端から、生命のような流れが伝わってくるのを感じながら、同じ動作を、区切りもなく繰り返す。 それが作業へと変わり、時間の感覚さえ失われたころ―― ほんのわずかな違和感とともに、何かが、音を立ててほどけた。 ※同一世界観の連作短編です。 ※本作単体でもお読みいただけます。