あらすじ
——大きな星が落ちてくる。
無意味な携帯の騒音がどこかしこから流れているが、誰もが気にも止めず空を見つめていた。
けれど、ある人はそれを救いと見ていて。——暗い病室から宝石を見るかのように目を輝かせていて。——大切な人たちと見つめていて——仕事をしていて——生きようとしていて——手を伸ばして掴もうとしている人がいて……
——滅びを、確信していて——
崩れながらも数個の星は、何色もの色になって青い星を鳥かごのように囲い、一斉に星の肌へと飛来した。
——燃え盛る都市。建物が地面を叩きつけて起こす轟音。悲鳴と助けを呼ぶ叫び声は、まさに地獄の再現であった。
けれど落ちてきた星は慈悲深いのか、それとも無慈悲か。生物を殺さず、この世、人類の築き上げた文明だけを破壊した。
世界はそれより数年滞った。けれど落ちた星には“力”があった。星は世界を転生させてしまった。
——転生世界に神はあらず。如何なる神秘を以てして、それ偽りに穢れた理の形。故に人より御業はなく獣も同じ。世界にのさばるそれら、これよりは神の真似事なのだと——
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年末年始といえば『偽神略《ぎしんりゃく》』……いずれそんな作品にしたいですね。まあその日が星降る日なんですけど。
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『登場人物紹介』
主人公:マガツ…誠実な印象を受けるハイスペな青年。物体を強化する能力…耀偽を所有する。
ヒロイン:廻空(みそら)…可愛く優しい、主人公を想う少女。家は医者の家系で、彼女も率先して人助けを行うようだ。
「第一章 主要キャラ」
影雷(かげらい)……忍びの格好をした幼い少女の容姿を持つ少年。声も少女のそれだが、彼にとってはコンプレックスのよう。
カース……テレパシーを扱える、濃い紫色の髪とゴツい筋肉をした男。おちゃらけた性格だが、人情に厚い。
カムイ……美しい容姿と抜群のスタイルを持ったクールな女性。冷たい印象を受けるが根はとても優しい。特大の弓を武器に全てを薙ぎ払う。
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『主な用語』
能力者=偽理(いる) 能力=耀偽(かがりぎ)
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戦闘描写に力を入れている作品です。
異能バトルものが好きな人はブッ刺さる作品だと自負しています。
※この作品は他…
・カクヨム
…のサイトでも同ペンネーム「ジンゲン菜」で重複投稿しています。