あらすじ
40歳の考古学助教授である片桐聡が、共同研究員の高橋美咲に密かに恋心を抱くようになる過程を描いています。聡はインディ・ジョーンズに憧れて考古学者になりましたが、恋愛には縁がなく、高橋も当初は「眼鏡をかけた機能性重視の同志」としか見ていませんでした。
しかし、砂嵐でテントに閉じ込められた際、高橋が眼鏡を外した素顔を見た聡は、その美しさに衝撃を受け、一瞬で恋に落ちてしまいます。それ以来、聡の平穏な考古学ライフは終わりを告げ、高橋の何気ない仕草にドキドキする日々が始まります。
ある日、二人は墳墓の調査中に落盤事故に遭い、閉じ込められてしまいます。絶望的な状況の中、聡は高橋を安心させようと努め、二人は互いの身の上話や夢を語り合います。この経験を通して、二人の間には研究者としてだけでなく、人生の夢を共有する仲間としての絆が深まります。
救助後、ぎこちない関係が続く中、聡は意を決して高橋を食事に誘い、自分の気持ちを告白します。高橋もまた、聡に惹かれていたことを明かし、二人は手を取り合います。物語は、二人の新たな「発掘調査」(恋愛)が始まったことを示唆し、温かい希望に満ちた結末を迎えます。