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ある日、予期せぬ大災害が起こり、壊れゆく惑星。 人類は新たな移住先を求め、新しい惑星へと次々に移住していった。 移住の日、皐月は思い出の神社で、最後の時間を冬と過ごす。 だが、冬は告げる。 「わたしは、行かないよ」と。 「皐月ちゃん。わたしのこと、忘れちゃだめだよ」 梅の香りが、絡んだ小指に纏わりついた。 移ろう世界の中で、あの小さな温もりは、どこまで届くのか――。 ※カクヨム同時投稿作品