あらすじ
刑事である和栗は、聞き込みの帰りに一軒の喫茶店を発見する。名前は『喫茶モンブラン』。
名前につられて入店したその店には、他の店では見たことがない変わったメニューがあった。
ーお悩みブレンド
喫茶店のマスターが、お客さんの話を聞き、推理やアドバイスをするというものだった。
和栗は、自分が今捜査している事件の進捗があまりに悪いことから、少しやけ気味に、お悩みブレンドを注文する。
卓越した推理力、洞察力を持つマスターと、とある事件をきっかけに刑事を目指した和栗。二人の過去は思わぬ形で交わっていた。
喫茶モンブランに訪れる様々なお客たちの日常が織りなす、ちょっと不思議な謎にマスターが応える日常ミステリー。
「依頼料はコーヒーで」
一杯のコーヒーから謎を解く。
「コーヒーが冷める前にお飲みください。」