あらすじ
偉大な魔法遣い、瑠璃色の乙女は、若かりし頃、身勝手な男にふられてしまった。
乙女は、波の泡で真珠を創り出して悔し涙を真珠に閉じ込めたが、その時、ぽつりと言ってしまったのだ。
「あの男の心を一瞬で取り戻す呪文があったらいいのに」
それが全ての始まりになった。
生まれたての真珠から、銀色に輝く悪しき種が飛び出したのだ。
その数は百以上あり、世界中に散らばった。
『真珠の言葉』は、乙女が創った本で、全ての悪しき種から生まれた、全ての呪文を封じ込めている。呪文は、解読した本人しか解けない。
乙女は、呪文を本ごと燃やしたが、燃え尽きるのを見届けなかった。
そのせいで、再び『真珠の言葉』を咲かせた者がいたのを知らなかったのだ。
『ヒロインは終われない~百円玉で、胸キュン・ホームラン~』の作中で重大要素の『真珠の言葉』、その始まりの物語。