あらすじ
清宮純一は田舎の底辺私立高校の普通科に通う、教室や学校では誰にも相手にされぬ、傍から見ればただの根暗のイシコロだが、自分を地球人よりも遥かに高等な宇宙人だと思い込み、周囲を見下すことで自尊心を保っていた。そんなある日、いつもの様にストレス発散とばかりに「大学ノートに赤ボールペンで風車と眼を紙面にぎっちり描きまくる」をしていたのだが、何時の間にやら疲れ果てて眠ってしまったらしい。起きて紙面を見て驚いた。「はっあーい。首席? 元気してる? あたしよあたし。あたしって金星のすみぺ。金星人だよ。」から始まる、熱烈なるラブレターがそこには記されていたのだ。純一は確信する。「これは運命の愛だ!」と。そして硬く決意する。「私は金星に彼女に会いに行かねばならない!」と。
「待っておいでガートレット(金星の乙女の名。彼が勝手につけた。本当はすみれじゃない気がしたから)! 僕と君は絶対に添い遂げる運命に違いないのだから!」
壮大なる(?)愛の物語。尚、SFでコメディ。