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式はキャンセル、家族は諦観──婚約破棄を告げられた美月(みづき)は、都心での喧噪から逃げるように祖母のいる南の小さな島へ向かう。 海辺で見つけたのは、珊瑚に絡まる古い婚約指輪と、知らない名前の刻印。 島の人々と過ごす時間で少しずつ心を取り戻す彼女の前に、指輪の“持ち主”を名乗る青年・颯太(そうた)が現れる。 指輪にまつわる真実と、彼が抱えてきた過去は、美月自身の痛みと重なっていく。 波音が語るのは、壊れた誓いと、再び選ぶ勇気の物語──翌朝にはすべてが変わる、ただ一夜の奇跡。