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<人間という生き物には、その人自身にすら気付けぬ狂気を孕んでいる。> 奇人変人、狂人という言葉が在る。また、怪異譚にはどこか歪な人の性が織り込まれている。 それはきっと、人という生き物に初めから狂気が備わっているから。 この作品はその考えを念頭に置いた上で『狂気』をメインテーマに、筆者が見聞きしたり、筆者自身の脳髄にたまさか這入り込んだ『名状しがたい何か』を編纂した短篇集である。