あらすじ
「過労死寸前」で退職した40歳のオッサン、葛城みつるは、自分を「異世界から転生した辺境伯」だと信じている。
失意の中、スマホに現れた謎のマッチングアプリ『Ta T'aime et...(タ・テム・エ)』。みつるは、これを「時の大魔王が作った討伐システム」だと勘違いする。
「まさか、俺のスキルが現代に引き継がれていたとは!」
彼はヨレヨレのスーツを纏い、「鑑定Lv.7」と「歴史知識」を駆使して、現代に潜む「廻呪(かいじゅ)」に立ち向かう。
最初のターゲットは、「既読スルー依存型」の女性、そして「完璧主義型」のキャリアウーマン。みつるは深夜のコンビニや丸の内のカフェで、目ェカッぴらいて和歌を朗々と詠唱する!
「山里はァァァァ――――ッッ!!...喝破ァァァァァァッッッ!!!」
周囲の客はドン引き、店員は通報、SNSでは「#和歌おじさん」がバズる。だが、その狂気の儀式を受けた女性たちは、なぜか皆、「心が、すごく軽いんです」と涙を流し、救われていく。
やがて、みつるの奇行に救われた元キャリアウーマンのキョウカ(マネジメント担当)と、元インフルエンサーのアカリ(広報担当)がギルドに加入。サイゼリヤを拠点に、広告収入(月20万)を資金源とした『祓い師ギルド』が誕生する。
狂気のオッサン祓い師と、優秀な美女ギルドメンバーが贈る、笑って泣ける現代逆転生ファンタジー、堂々開幕!