ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
人であり、武人であり、やがて神となった女──白雅。 王太子、護衛武官、国王、仲間、そして竜神。 彼女の選択は、多くの人の人生を静かに変えていった。 癒しと喪失、愛と別離。 人が歩み、国が変わり、時代が移ろう中で、白雅は『見守る者』として、世界に在り続ける。 これは、英雄譚ではない。神話でもない。 人の愛が、神の理を越えてしまった──その先の物語。
味覚を失った軍神・篁沙久が祀られる山奥の神社。 そこに幽閉された少女、珠梨。彼女は神々へ捧げられる“至上の贄姫”だった。 至って普通の家庭に生まれ、両親と共に平凡な人生を歩むはずだった。 奉納されるその日まで、篁沙久を守護に、残り少ない常世での生活を珠梨は生きるーー。 これは、惨酷でぐちゃぐちゃな日々の中で、小さな幸せを噛み締める、少女が喰われるまでの物語。