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僕は何もできなかった。 大切な彼女の願いにさえ、手を伸ばせなかった。 だから今度こそ――その願いを叶えるために。 僕は神に願い、神の使いとなった。 それから、長い時間をかけて修行を重ね、 知識を学び、力を得て、 人の願いを叶える存在として認められる。 そして、与えられた最初の役目。 ――一人の少女の願いを叶えること。 やっと、ここまで来た。 やっと、君に会える。 これは、彼女の願いを叶えるために神の使いになった僕が、 彼女に辿り着くまでの物語。