あらすじ
◆《 最新報告 》『瀞の時流 | 鍵となる薬 - “飛燕と松露”』投稿(26.03.24)
◆ 龍王の乱心をきっかけとする神代崩壊から四千年――。花天と不毛地獄を成していた世界樹・夜覇王樹〈セレイアス〉が倒れ、善悪の住み分けが失われた新世界の安寧は、もと天鬼神らに託されてきた。
中でも、萼国夜叉〈きょうごくやしゃ〉は強大な軍事力を誇りながら〝花人〟と名乗り、王徳を認めた人間に仕えてきた特殊な鬼。豊かな森に暮らし、水を崇め、穀物を恵み、龍を友と誇り……。禍福をもたらしながら、人間界に根付こうとしてきた彼らの王はしかし、〝破暁の瞳〟と呼ばれる千里眼を覚醒させながら、国の行く末が見えずにいた。そして行方不明に……。
◆ 物語は、知らない街の大火災という、妙な夢を見るようになった男子高校生・皐月から始まる。ある日、人為的に引き起こされた砂漠化に悩む異界国・華瓊楽〈カヌラ〉で目が覚めた! 自分と瓜二つの青年・飛叉弥のもとへ導かれ「お前は俺たちと同じ花人だ」と断言されるが「花人って何ッ?」。もちろん全力で「ただの迷い人」を主張(超不敵=性格に難あり)。
そんな彼の正体を探ろうとする者たちは、次第に自国・萼〈うてな〉の国家機密へと迫っていく意外な展開に、動揺、葛藤、さらに――相応の覚悟を強いられる。
◆【 幕3スタート:皐月、新隊長として初始動も、いきなり仲間割れ。〝偽甘露〟がもたらす病の拡散阻止、特効薬の完成、敵の捕縛、なるか……⁉ 】
月の砂漠に咲いた覇王樹〈サボテン〉のような、彼ら花人のすべてを物語る、今はまだ、ただの迷い人、須藤皐月の(ほぼ精神的)壮絶な戦いがはじまる――。