あらすじ
未来から文明観測にやってきた“未来人”。
ただ淡々と時代の歪みを眺めて帰るつもりだったのに──
着地した先が最悪だった。
そこは「文化保護」を名乗りながら、
文化そのものを私物化・囲い込み・利権化している団体──
『利権村』。
構図の所有権
文体の商標
色彩の使用料
二次創作の排除
AI禁止運動
未来人のマスコット化(!?)
など、あらゆる利権が会議室で飛び交う地獄空間。
未来人は観測者として冷静を保とうとするが、
利権村のあまりの混乱ぶりに、巻き込まれる・祭り上げられる・崇拝される
という三重苦に。
だが、未来の歴史にこう記されている。
「権利の肥大化は、自壊によって終わる」
まさにその現場を目撃する未来人。
利権村は内部分裂、告発、炎上、三派抗争へと突き進み、
ついには“自然消滅フェーズ”へ──。
現代文明が直面する「文化の停滞」と「利権の暴走」。
そこから未来人が導き出した結論とは──
文化を囲えば滅びる。
文化を開けば文明は進化する。
利権と所有権に揺れる21世紀。
その“終焉”を未来視する、
観測系ギャグ × 風刺SF。