あらすじ
「52ノットの駆逐艦? そんなものが物理的に可能なものか」
米第7艦隊司令官の常識は、目の前を疾走する純白の航跡によって完全に否定された。
2026年。激化する海洋進出と、揺らぐ世界の安全保障。
長きにわたり沈黙を守っていた日本が、ついにその「懐刀」を抜く。
防衛省の指揮系統すら受けない総理直轄の完全独立組織、S.O.D.U.(戦略海洋防衛隊)――通称『北斗打撃群』。
最新鋭の原子力空母『こうよう』を旗艦とし、米軍が持て余した設計図を魔改造した『改ズムウォルト級』が洋上を圧する。
さらに、決して公表されることのない超弩級原子力潜水艦『しんえん』が、深海から世界の喉元に冷たい刃を突きつける。
圧倒的なオーバーテクノロジーで構成された規格外の艦隊は、武力のみならず、インテリジェンス(情報戦)と経済の盤上においても世界の大国を圧倒していく。
現代の海に降臨した神話級の独立部隊が、アメリカの覇権すらも塗り替える、痛快無比な海洋・政治エンターテインメント!