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安ホテルの一室。 まだらなピンク髪の地雷系少女リマは、シャツを脱いだ男の背中を見て思わず尋ねた。 「ねえ、オジサン。その筋の人?」 男の背中には、魔法陣のような奇妙なタトゥーと、無数の古傷が刻まれていた。 軽口を叩きながらビールを飲むその男、勇斗はやがて言う。 「俺さ、異世界ってところに行ってたんだよ」 妙に生々しい武勇伝を、リマは羨ましそうに聞いていた。 そして、一つだけ尋ねた。「どうやって帰ってきたの?」 安ホテルで交わされる、異世界帰りの男と地雷系少女の、奇妙な夜の話。