あらすじ
百年前に終わったはずの封印戦争。だが山奥の封印石碑が“鳴り”、黒い灰が転生者カイルの手に残った。灰は消えず、胸の奥の熱だけが増していく。
封印管理の司祭リラは告げる。封印は放置すれば薄れ、更新には三つに割れた「封印環」と“血と誓い”が必要だと。さらに封印を破ろうとする灰の徒党と、その首魁ガルムが動き出していた。
竜の血を引くカイルは、戦争の記憶が体に流れ込む中で、勝つためではなく“繋ぐため”に剣を取る。奪われた三つ目の封印環、迫る裂け目の再開。
封印の間でカイルが選ぶのは、敵を倒すことではなく儀式を上書きし、世界を守り続けるという覚悟。
終わらせるのではない。守るために、続きを始める。