あらすじ
♠メルヒェンシュリフトシュテラーであるハンスは後世に幾つもの創作童話を残す事になる。しかし、その童話は本当に創作したものだったのだろうか? 実は見聞した事ではなかったのだろうか? これは創作の元となったと考えられるハンスの異世界旅行を綴った記録なのである。(この話は全て架空の物語です)
1820年、ハンスは十代前半の多感な時期に父親を亡くしてしまった。現実から目を背けたいという事や、将来どう生きていくかを踏まえ、嘘か本当か解らない祖母が以前過ごしていたという天空の大陸へ二人で向かう事になった。ノルウエーのヨトゥンヘイム山の山頂に至った二人は、祖母アンナが隠し持っていた魔法の豆を植え、そこから生えてきた木の蔦に掴まり雲を突き抜け、雲の上に存在するイルミンスール大陸へと到達する事に成功する。ハンスとアンナは巨人や妖精の住む雲の上の大陸を冒険していく中で、ひょんなことから、その世界の混沌と混乱を企むコシチェイと名乗る不死の者達に接触し、彼の者達との闘いに巻き込まれていく事に。