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美しい父母から生まれた私はどことなく実父と実母と似て生まれたけれど、父母のように美しくはなかった。アグリー《不細工》と名付けられ、私を見てどれだけがっかりしたことかと言われ続けて育てられる内、父母にそっくりな美しい弟妹が生まれた。 どんどん自分の居場所がなくなり、最後には死ぬ間際にまで追い詰められた。 医師と騎士団に助けられ侯爵家の養女になる。とても愛され、虐待された痛みも和らいでいく。 恋を知り、難の障害もなく結婚した。一人目を妊娠して実母そっくりな子が生まれる。
聖女は、絞首刑に処された。 神に愛されているかどうかを、確かめるために。 奇跡を持つ彼女は、すべてを救わなかった。 救えないものを「救える」と嘘をつかなかった。 その正直さが、「冷酷」「選別」「偽りの聖女」と呼ばれ、やがて“悪役”へと変えられていく。 公開処刑。 そして――蘇生。 神は彼女を見捨てなかった。 だがそれは、人の正義を完全に否定する出来事だった。 「神に愛された悪役聖女」として生き返った彼女は、 もはや誰の信仰にも、誰の都合にも従わない。 これは、 正義が聖女を殺し、 神がその正義を否定した物語。