あらすじ
植物さえ存在できない砂に覆われた世界、太陽の光と熱を避ける者たちは、「義脳」と呼ばれる作られた知能のアイに管理される「塔」と、アイの干渉を受けていない「地下」に分かれて生き延びていた。
彼らの腹を満たすのは「夜汽車」と呼ばれる子どもたちだ。
しかし「ネズミ」だけは「夜汽車」を守ることを自らの責任としていた。
「ハツカネズミ隊」のカヤネズミは、部隊長のハツカネズミを逃がすことに成功するが、自身は引き換えに地下の一つ「ワシの駅」に捕らわれてしまう。アイを消し去ることを望むカヤネズミは、ワシの頭首であるクマタカも同じ目的を持っていると睨み、交渉を持ちかける。
一方ハツカネズミ隊では、カヤネズミを既に死んでいると思いこみ、ワシの駅への総攻撃を準備していた。
先に投稿した三編の続きです。
時間軸は2章→1章→3章→本章です。
各章の最終話は章概要になります。