あらすじ
高校生時代――それは大体のひとにとって瑞々しい、溌剌した、輝かしい青春の真っただ中にある時代。
しかしそこでくすぶっている者もどこかには必ずいる。
ここに煌びやかな青春を約束されていない地味女が3人いた。
へんてこ小狸、浦部紀子(うらべのりこ)。
ステルス文学少女、佐倉京香(さくらきょうか)。
陰鬱暗黒女、橘佳奈(たちばなかな)。
3人の接点はどこにもないように思われる。しかしただ、「地味」という共通項を以て、紀子は大いなる野心を抱き、ほかのふたりを巻き込もうとする。
――地味同盟――
高校2年生の秋、それは彼女の手によって、かなり無理矢理に結成される。地味かもしれない、煌びやかではないかもしれない。しかしそれでも誇り高く、何にも負けず、堂々と地味女なりにこの青春を生き抜いてやろうという大いなる宣言だった。
そこから始まる彼女たちの青春奮闘劇。笑いあり、恋あり、涙は……あんまりないかもしれないけれど、波乱万丈な高校生活が、その紀子のアホらしい思い付きから始まり、どこへも分からない方向へ突き進んでいく。青春とは元々無軌道なものであるのだろう。それでいいのだ。
刮目して見よ、その地味ながら高潔な女子高生たちの生き様を!
※ と大きく出てみましたけど基本的にはおばか女子高生が駄弁っているのが大半の小説です。それでもよければどうぞ。
※2 この小説の構成は3人の主人公の視点を順繰りで回すという形を取っています。紀子視点→京香視点→佳奈視点→紀子視点……といった具合。分かりにくかったらゴメンナサイ。
※3 この小説はカクヨム様でも掲載しています。