あらすじ
VRMMOの大型レイドイベント当日、数万人のプレイヤーはゲームに囚われログアウトができなくなった。
原因はゲーム構造の初期段階で削除されたはずの女神NPCの暴走だった。
運営の管理外で自我に目覚めた彼女は、同じく廃棄されたNPCや元プレイヤーアバターを従え、ゲームを“現実”へと書き換える。
そこでは“生も死”も、“服従も解放”もすべてが取り消せない
仲間意識ではなく、忠誠と信仰で縛られた軍勢は運営とプレイヤー、そして彼女の目的の邪魔をする全ての存在の排除を始めた。
これは存在を否定された破壊と創造の女神が、《廃棄領域の覚醒者》と呼ばれる存在になり、世界と運命に己の存在を叩きつける侵略譚である。