あらすじ
その夜、マクナイト王国の王宮で恒例の王家主催の大夜会が行われた。例年と異なるのは、王子が婚約発表をするということ。最有力者は、「最強の悪役令嬢」と名高いリオ・イングラム公爵令嬢の義姉のマーガレット。マーガレットは、よくある愛人との娘でリオの実母が亡くなってすぐに継母といっしょに乗り込んできたのだ。以降、書物に出てくる悲劇通り、リオはありとあらゆるイヤな目にあっている。本来なら、リオの婚約者は王子レオナルド・ジョーンズだった。そのレオナルドも義姉に取られ、リオは完全に忘れ去られ、忌避される存在となり果てていた。義姉とレオナルドは、そんなリオの前でその仲を周囲の令嬢たちに見せつけている。そのような中、国王と王妃が現れ、いよいよ王子の婚約者の発表となった。古からのしきたりに従い、王子は意中の相手に微笑みを求め、微笑みを求められた相手は承諾がわりに王子に微笑みを与えるのだ。そして、王子はそのまま王太子に即位し、その相手は王太子妃となる。レオナルドは、愛と名誉と地位を得たとばかりに義姉に微笑みを求めようとした。が、よりにもよって国王が大喝してそれを阻んでしまった。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。