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何百年ものあいだ、ルベルはひとりで凍てついた大地に生きてきた。 触れるものすべてを凍らせてしまう力を制御できず、人と関わることを諦めていたからだ。 そんなある日、空からひとりの少年──竜族のティルトが降ってくる。 彼はルベルの力を“完全に理解し、制御する術”を持っていた。 彼の導きで街へ降り、ルベルはついに冒険者として一歩を踏み出す。 凍らせてしまう恐怖と、誰かの役に立ちたいという願いの狭間で揺れながら── 氷姫ルベルは、自分自身の“心の氷”を溶かしていく。