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「婚姻は結ぶが、あなたを愛することはない。次期公爵夫人としての立場は確立させるが、それ以外のことで私を煩わせないでほしい」 婚姻式を終えたところで、たった今私の夫となった次期公爵が務めて真面目な顔をしてそう告げた。 ーーまあ、政略結婚ですから定番ですわね。でもね、旦那様。立場をわかっていないのはどちらかしらって思うんですの。
栄えある卒業祝賀パーティにおいて、一方的に行われた婚約破棄と断罪。好奇の目に晒された公爵令嬢を救いに現れたのは彼女の従者……金髪碧眼の異世界人だった。DNA鑑定に指紋認証、アリバイ証明といったファンタジー世界に似つかわしくない証拠を引っ提げて、主のために彼女は戦う。「我が主に無実の罪を着せようとする愚か者を、私は絶対に許しません」それが、己の身内であろうとも。※2015.12.27 20時の投稿をもって完結致しました。お読みいただきありがとうございました。