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世界最悪の宗教国家・アンゲルス連邦共和国と、正義の民間軍隊・創麗PMCによる新冷戦は、〝第四次世界大戦〟の危険性すら孕んでいた。アメリカ・ロシアが没落し、中国も日和見を決め込む中、創麗軍がシリア〝解放〟を行う。アンゲルスは猛抗議とともに、中東への利権を巡って派兵も辞さないという。 というカオスな世界を小説で創り上げたおれは、起きたら自作小説のエアーズという噛ませ犬になっていたんだよね。そして、目指すのは平穏な生活。おれは凡人だからさ。というわけで、おれはきょうも暗躍しようと思う。
若い頃は「立てば芍薬、座れば牡丹」だった――はずの身体が、 いつの間にか「立てば腰痛、座れば神経痛」になっていた。 日常の些細な動作ひとつひとつに忍び寄る違和感。 立つ、座る、歩く、喋る。 どれも大事ではないはずなのに、なぜか一つずつしんどい。 本作は、 老い・体調・気力・尊厳をテーマにしながら、 それでも笑うしかない瞬間を切り取ったコメディ短編集。 深刻になりきれない現実と、 どうしても冗談にしてしまう人間の性(さが)を、 三つの短編で描く。 ※痛み止めの用意を推奨します。