あらすじ
我々の住む世界には、幾千年も昔から、名前は違かろうが、何処も共通認識の『ヒーロー』とかいう概念が、存在する。
そして現在に至るまで、様々な『ヒーロー』に纏わる英雄譚だったり御伽噺だったりが語り継がれてきている。
その中でも、僕がこの上なく好きな局面というのがある。
『ヒーローが遅れて登場』。
やはりこれなのだ。
でも、遅れすぎたら────────なんて悲劇を想像したことは無いか?
僕、アドラス=ステアは意図しない、とある事故を巻き起こし、唯一無二な仲間を亡くしてしまう。
これはもはや、僕が殺してしまった……とも言えるかもしれない。
あの、些細なことで言い合って、笑いあって、くだらない日常を”三人で”淡々と過ごしていく。そんなことをもう僕は望めないのだろうか。
正義の本質を突く、罪な物語が今。此処に。