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婚約者から一度も贈り物をもらったことがない令嬢アリッサ。 それでも「望むのは罰当たり」と、自分に言い聞かせていた。 そんな彼女が出会ったのは、売れ残りの花を抱えた少年だった。 「お姉さんだけは僕と目を合わせてくれたから!」 そう言って、少年はカゴいっぱいの花を全部まとめて手渡してくれる。 それは、アリッサがはじめて受け取る『自分のために選ばれた贈り物』で――。 2000字・1話完結の短編です。