あらすじ
「小人目付異聞」の第二の主人公、三味線と女装が大好きな天方新十郎が主人公のお話。時は『小人目付異聞』より半年ほど前。
目安箱に入っていた訴状の真偽を確かめるため、旅回りの一座に紛れ込んで幕府直轄領の櫛間村へ入り込もうとした天方と安生七之助。ところが、目的の村を目前に山賊に襲われ、応戦するうちに天方は崖から転げ落ちて足首をひどく挫いてしまう。気がついたら川辺にいた天方。問題の村に住む親切な親子が天方を家に連れていく。結果的には予定どおり村に潜り込めたが、助けてくれた親子と隣人の素朴さと親切ぶりに天方は調子が狂ってしまう。果たして、目安箱の訴状にあった、この村には大きな秘密があるというのは真実なのか、ガセなのか。天方と安生は職務を全うできるのか。
* 全体としては軽い話ですが、『小人目付異聞』同様、それなりに、(実は大変)シリアスな問題に触れたりもしています。
* アクション/暴力を振るう場面がゼロではないこと、シティ◯ンター系シーンが少し出てくるので、R15にしました。