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加護至上主義の王国で、英雄パーティに所属していた俺。 役割は雑用と後方支援。 測定水晶に触れたその日、数値は出なかった。 「測定不能」 教会はそれを「無能」と断定する。 仲間は迷わず俺を切り捨てた。 反論はしない。 力も見せない。 追放された先は、捨てられた者たちの辺境。 だが、英雄たちが失った“何か”は、 確実に世界を狂わせ始める。 ――俺は、まだ何もしていない。