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慶長五年(1600年)文月(七月)近江 佐和山城に蟄居する石田三成を大谷吉継が訪ねる。五大老筆頭である徳川家康の上杉討伐に、元服した三成の息子の初陣を促すべく説得に赴いたのだ。しかし太閤 豊臣秀吉亡き後、天下を伺い専横の度合いを深める家康に反撥する三成は、吉継の取り成しを断り、さらに……
末客は大学で民俗学を専攻していた人で、神泉苑の善女龍王の話をした。空海が雨乞いをした時に、善女龍王を呼び寄せて雨を降らせたというのである。この鉄瓶はその龍の姿を蝋型鋳造したもので、早苗さんの御夫君の実家から伝わったものだそうだ。その時、徹の話が出たのである。…この作品は下巻へ続きます。