あらすじ
十三歳のクララは、名門女子校・聖ブリンクリー学園でピアノの練習中、ドレス姿の骸骨のおばけに襲われてしまう。必死に逃げこんだ寮室でも再び追われ、誰に話しても信じてもらえない。
やがてそのおばけは人の姿に変わり、「リジー・デイビッドソン」と名乗った。かつて学園を所有していた名家の娘で、八歳で亡くなった幽霊だという。
リジーはクララに“学園に眠る遺産”の存在を明かし、掘り出してほしいと頼む。だが遺産を巡り大人たちが動き出し、学園も町も騒然となる。
恐怖と謎、そして幽霊との不思議な友情。
クララは音楽と日常の狭間で、学園に隠された過去と向き合っていく――。