ページ:1(1件表示) / タグ一覧へ
中国の古典『荘子』に記された「渾沌」の寓話を基に短編小説として書き起こしました。 南海の帝「儵(しゅく)」と北海の帝「忽(こつ)」は、中央の帝「渾沌(こんとん)」をもてなしてくれた礼として、彼に目や耳など七つの竅(あな)を一日一つずつ穿ちます。 竅が開かれるにつれて、渾沌はこれまで知らなかった世界を認識するようになります。しかし、それは同時に、彼の国と彼自身を変質させていく過程でもありました。