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通夜が終わり、遺族が帰った後の葬儀会館。夜間警備員の「俺」は、静まり返った館内を一人で見回ることになる。 死体と二人きりの夜も慣れたもの――幽霊なんて、信じていない。 そう思いながら、棺のある和室に入ったとき、「カタン」という物音がした。