あらすじ
真実は、
記録の余白に潜む
西方大陸ヴァルテリア。
その中心にそびえる巨大産業都市、ヴェルム=クロウ。
煤煙と霧に包まれたこの街では、蒸気機関、高架鉄道、記録機械、契約文書が人々の暮らしを支配している。
霧燈通り十三番地、黒鴉館。
その二階に事務所を構える探偵レオン=クラウスは、助手であり記録者でもあるミラベル・ワトリアとともに、偽造された契約書、存在しない死亡記録、消えた神名、記録院の密室に隠された“偽装記録”を暴いていく。
これは、ミステリー専門の観測神格イル=ヴァスによって記録される、ローゼンサーガ西方大陸の探偵譚である。
第1話完結済み