あらすじ
俺はクラウス・アラーク。側室の子だが、生まれて直ぐに王家の名を背負っていた。
王妃は側室の子供を殺している。死んだ母は、司祭の娘だった事から、聖職者たちに守られ生き延びた。10歳を迎えた日、血の匂いを纏ったマリオ・ガーランド公爵が俺を引き取りたいと現れた。教皇側は公爵に権力に逆らえない。
その日、公爵は部下に決して殺すなとだけしか伝えず、身分を隠した俺を戦地に放り出した。
公爵は王都侵略の為に、密かに数々の戦争を請い、傭兵を増やし殺戮に使う銃火器の発展を遂げていた。
俺は戦場で死ぬこと無く生き延びた。
否、厳密には死んでも目を覚ませば、戦場に送り込まれた10歳の時に戻っていた。
最初は悪夢でも見ていたのだと思っていたが、繰り返しを経験する度に“生かされている”事に気がついた。
俺は呪われている。俺は死ねない。この苦しみから逃れたいのに、死ぬことを赦されない。神は俺に何をさせたいのだろう?
答えもわからず、ただ戦場を支配する悪魔のように命を奪い力をつけた。
そんな中で、ある1人の男が仲間になりたいと現れた…。
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※戦争の話しを書いています。殺戮、鏖殺、血や死の表現がありますのでご注意下さい。
連載中の「転生悪役令嬢は全オスを攻略対象にする。そこの雄犬、お前もだっ!!」と言う作品に登場する男主人公クラウスの話しです。本編を読まなくても大丈夫に書きましたが、気になる方は本編読んで頂けると嬉しいです。クラウスは一章の後半に登場します。
※こちらは、第二章完結後に、本編に移動します。