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ひとりぼっちの少年と、暑さでのぼせた天狗が、安物の水鉄砲で世界を虹色に塗りかえるひと夏の物語。
小学五年生のイシカワ・タクは、親友のクロイシ・シマオの部屋で、地底人を扱った古い映画のパッケージを見たことで強烈な印象が残り、地底人がいるのではないかと信じ、学校近くの裏山にさがしに行く。そしてある日、その裏山で奇妙なおじいさんと会い、地底人か地底人に乗っ取られた人間なのではないかと思う。同じ場所で不思議な金属の箱を拾ったことや、おじいさんの〝捕まえられた〟〝逃げてきた〟という発言からますます地底人の存在を感じるようになる。
ある日、こん棒を拾った貴之。その日、昼寝をしていたら、夢を見る。