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「『千絵』っていう子がここにいるよって言うんだよ。菜津帆ちゃんってなんか気味悪いよね」 沙良はそう言われても、何も言えなかった。 千絵は見えない菜津帆の友達で、いつも一緒にいる。 それは、私のせいでもあるんだ。 だから、みんなが菜津帆と一緒にいなくなっても、私と『千絵』だけはそばにいるんだ。 ──だって、私が菜津帆の友達だから…! イマジナリーフレンド・千絵をめぐる、友情の話。 2000字・1話完結の短編小説です。