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夫が愛人を作った。国王という重責に耐えるため、安らぎが必要なのだと言って。 それならば、王妃であるわたくしは? 国王の失言を取りなし、敵を宥め、味方に感謝を伝え、陰から王国を支えてきた。その献身を国王は評価しなかった。 裏切られた王妃は、支える力を少しずつ抜いていく。汚名はすべて夫に、国の未来は息子に託す。そのために、王妃としてできることは――