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琉海(るか)は17歳にして母親に依存していた。 あるきっかけから家に半ば引きこもり、ひたすら愛しい母親と過ごす日々。 哲学者エーリッヒ・フロムは<近親相姦的固着>について書いた。 それは、ネクロフィリア。 子宮という闇に回帰する傾向だ。 琉海(るか)は、ずっとそこにいたい。 出ることなどあり得ない。 なぜなら――彼女はもう他のどこにも行けないのだから。