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ローゼは、善意を装い、音もなく忍び寄り、気づけば尊厳を吸い取る存在が嫌いだった。 家族という言葉で境界を踏み越え、少しずつ尊厳を侵してくる婚約者一家がまさにそれであった。 微笑みで応じながら、彼女は黙って観察を続ける。そしてある日、退治を始めた。 騒がずに逃げ場ごと潰す、静かで冷ややかな、退治を。 ※ずっと本当は長編に、と思っていたお話たちですが、どうにも膨らませることが難しく、短編として世に出すことにしました。5/5(全部で5作品あります。)