あらすじ
冒険者パーティを組んでいる俺たちは、どこにでもいる普通の集団だ。
剣士は筋肉を信頼し、魔法使いは感触を確かめ、回復役は音を聞き、斥候は空気を読む。
そして俺は――匂いと違和感が気になるだけ。
誰一人として、自分を変だとは思っていない。
なぜなら全員、自分は「常識的で理性的な冒険者」だと信じているからだ。
結果的に、
罠は避けられ、
敵の動きは読まれ、
作戦はなぜかうまくいく。
理由?
普通に考えた結果である。
……ただしその判断基準が、
全員フェチなだけで。
これは、
自称・常識人だけで組まれたパーティが、
極めて真面目に、
極めて変態的な理由で冒険を成功させていく物語。
本人たちは、今日も「普通」だと思っている。