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迷宮都市カエルム・ペルペトゥウム。すり鉢の底に、地の口がぽっかりと開いている。 十五歳の幼馴染、ラウィスとミラは、その朝、冒険者になった。 病に伏せる母の薬代のため、いちばん浅い迷宮へ潜るラウィス。その背を、見習い神官のミラが守る。 初めての魔石、ぎこちない連携、口にできない想い。背伸びばかりの少年と、それを「姉のような気持ち」と言い聞かせる少女の、いちばん眩しい三ヶ月。やがて二人は、ひとりの神官と出会う——。 ──NecronomiconMuse