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声をなくした彼女と、言葉から距離を置いた彼。 これはふたりがもう一度『言葉』と向き合う物語。 声を失った花屋の咲良と、言葉から距離を置いた青年・凪。 花屋で静かに働く咲良の前に、ある日ひとりの青年が現れる。 彼は、かつて自分の言葉で誰かを傷つけた過去を抱え、 今は言葉を使わずに人の心を動かす“パントマイム”をして街に立っていた。 花と言葉。沈黙と表現。 交わらないはずの想いが、少しずつ形を持ちはじめる。 これはふたりがもう一度、『言葉』と向き合うまでの物語。 全七章。
君の名前を呼ぶことはできる。でも、それ以上の言葉はいつも喉の奥で止まってしまう。 放課後の廊下、帰り道、送れないメッセージ。 何も起きない毎日の中で、僕だけが気づいている想いだけが静かに積み重なっていく。 これは、好きだと伝える前で立ち止まり続ける僕の片想いの記録。