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土佐で国司の任期を終えたばかりの元国司の男は、船で京に上ることにした。海賊を避けながら55日の長い船旅が始まるが、海の上は、危険がいっぱい。船乗りたちも、差し入れしてくれるお金持ちも、みんなどこか信用できない。ついには、海の神様のために何か貴重な品を海に投げ込めと要求される始末。『土佐日記』は、なぜ女のふりをして書かれなければならなかったのか。「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」の理由は、何だったのか。歴史ファンタジー『土佐日記』奇譚。