ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
旗の下で生きる男たちの、ある夕暮れの話。s
新撰組の象徴「誠の旗」が、ある朝、破れて見つかった。 門番を務めていたのは、入隊したばかりの十七歳の若い隊士。 掟は厳しく、処分はまだ決まらない。 やがて旗は作り直され、屯所には日常が戻る。 だが、新しい旗の下で、 失われたものの名は最後まで呼ばれなかった。 旗と人、誠と命をめぐる、 結論の出ない静かな歴史短編。