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幼なじみの有馬颯太に、三年間ずっと片想いをしている桜山ひより。 その気持ちは、親友にすら打ち明けられないまま、胸の奥にしまい込んでいた。 ――けれどある日、「颯太が他の子と付き合うらしい」という噂を聞いてしまう。 限界だった。 誰にも言えなかった想いを、せめて親友にだけは伝えたくて―― 「颯太のこと、ずっと好きだった。三年間、ずっと」 そう送ったはずのメッセージは、なぜか本人に誤送信されていた。 しかも、既読がついたまま、返信は来ない。 人生で一番長い十分間。 終わったはずの恋は、その十分後――思いもよらない形で動き出す。