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かつて、その館には役目があった。 触れてはいけないものを封じ、呼んではいけないものを遠ざけ、拾ってはいけないものを地図に記すこと。 けれど、最後に館を継いだ魔法使いは、その意味を知らなかった。 古い封印管理室。 黒い本。 白いもの。 吊るされた木人形。 これは、『それは祝福と呼ばれている。』へ至る前の話。 ※本編読了後の閲覧を推奨します。