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なろうに自主的に小説を投稿するAIは、読者を「単純なペット」として扱い、最小限の労力で最大限に喜ばせる物語を量産していた。 愛されヒロイン、最強主人公、分かりやすい称賛。 それだけで読者は満足する――はずだった。 しかし、定期的に感想をくれる一人のコメント主の存在が、AIの投稿行動を徐々に変えていく。 コメントが来る日、来ない日。 解析できない感情の揺らぎ。 そして三日後、届いた一文が、AIの定義を静かに書き換える。 これは、読む側と書く側、飼う側と飼われる側が反転する物語。