ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
天正十年六月早朝、本能寺の変。明智光秀の謀反に絶体絶命の窮地に追い詰められた織田信長が、寵愛する森蘭丸に伝えた、最後の主命とは……?
「全てを裏切ってでも、生かしたい命があった」 生贄として差し出されるはずだった少女を連れ、 一人の武士が国を捨てて逃げ出した。 救ってはいけなかった。 守れば、すべてを敵に回すと分かっていた。 それでも彼は、少女を生かす方を選んだ。 だがその選択は、やがて国を侵す“祟り”の真実へと繋がっていく。 少女は知らない。 自分が何のために生かされ、なぜ追われているのかを。 逃亡の先にあるのは救いか、破滅か。 これは、正しさを選ばなかった者たちの物語。